
Business
事業内容
当社は、艦艇の耐圧構造から航空エンジンの回転体、誘導機構、火砲の駐退復座、衛星構体に至るまで、装備品のなかで最も公差の厳しい部位の製作を担っており、装備品そのものの製造は行っておりません。装備品の種類が異なる場合であっても要求される技術には高い共通性が認められることから、当社の事業領域は6領域へと拡大してまいりました。
売上構成 / 2026年3月期・単体
| 01 Maritime Systems | 海洋・艦艇システム22億1,200万円(構成比 27.5%) |
|---|---|
| 02 Aero & Propulsion | 航空・エンジン17億6,900万円(構成比 22.0%) |
| 03 Guidance & Effectors | 誘導・推進機構15億2,800万円(構成比 19.0%) |
| 04 Land Systems | 陸上装備システム10億0,500万円(構成比 12.5%) |
| 05 Space & Electronics | 宇宙・電子装備8億8,400万円(構成比 11.0%) |
| 06 Test & Metrology | 試験・計測6億4,400万円(構成比 8.0%) |
| Total | 合計80億4,200万円 |
Maritime Systems
海洋・艦艇システム

22億1,200万円 / 構成比 27.5%
当社は、水中において許容される誤差がきわめて小さいことを踏まえ、静粛性の確保を目的とした設計に取り組んでおります。
防振性能の向上には支持剛性の低減を要する一方、支持剛性を低減すれば衝撃荷重への耐性が損なわれますことから、水圧への耐性の確保と静粛性の維持は、本来両立が困難な要求となります。当社は、材料と構造の両面からこの相反する要求への対応を進め、2020年に静粛化マウントの国産化を実現いたしました。当社の全事業は、この取り組みを起点として展開してまいりました。
- 耐圧構造部材
- 船体貫通機構・シール
- 静粛化マウント
- 音響ステルス部材
Aero & Propulsion
航空・エンジン

17億6,900万円 / 構成比 22.0%
当社は、航空エンジンの回転体部品につきまして、寸法精度の確保に加え、素材の履歴の管理までを含めた品質保証に取り組んでおります。
高温環境下において数千時間にわたり連続して稼働する部品につきましては、図面公差の充足に加え、素材ロットの溶解記録、熱処理の炉番、および非破壊検査の判定結果による審査を実施しております。当社はチタン合金およびニッケル基超合金について、素材の受入から最終検査に至るまでの記録を一本の履歴として綴じたうえで、出荷後10年間にわたり参照が可能な形で保管しております。
- エンジン回転体部品
- 航空機構造部材
- 耐熱合金加工
- 疲労試験対応品
Guidance & Effectors
誘導・推進機構

15億2,800万円 / 構成比 19.0%
当社は、試験のやり直しができない条件のもとで一度の作動により確実に機能することが求められる機構部品の設計および製造に取り組んでおります。
誘導弾の機構部品は、発射から着弾までの数十秒間にわたり、高加速度・高温・強振動という環境のもとで、一度だけ正しく動作することが求められます。量産品のように市場で不具合を把握したうえで改良を重ねることができないため、当社では初品認定と全数検査に加え、製造条件を一切変更しない工程凍結により、要求品質の確保を図っております。
- シーカー筐体
- 操舵翼駆動アクチュエータ
- 段間分離機構
- 耐熱構造部材
Land Systems
陸上装備システム

10億0,500万円 / 構成比 12.5%
当社は、繰り返しの衝撃荷重を受ける環境下において、機構精度を維持するための設計および製造に取り組んでおります。
当社は、火砲の駐退復座機構、砲塔の旋回駆動部および車両の懸架機構に用いられる機構部品を手がけております。これらの部品は、クリーンルームとは正反対の環境において、繰り返しの衝撃荷重を受けながら摺動面が精度を保ち続ける必要があることから、摺動面および密封の設計にあたっては、海洋事業と同一の設計基準を適用しております。
- 駐退復座機構部品
- 砲塔・旋回駆動部
- 懸架機構部品
- 耐衝撃シール
Space & Electronics
宇宙・電子装備

8億8,400万円 / 構成比 11.0%
当社は、打上げ荷重への耐性を確保しつつ質量の低減を図る、薄肉大面積部材の加工を担っております。
当社は、衛星構体のアイソグリッドパネル、レーダーの空中線筐体および電子装備の放熱構造を担当しております。薄肉かつ大面積の部材は、荒取りによって拘束が解けた時点で必ず反りが生じることから、当社では荒取り後にいったん歪みを測定し、その実測値に基づいて仕上げ代を決め直す工程を標準としております。
- 衛星構体パネル
- 空中線・レーダー筐体
- 放熱構造部品
- 薄肉アイソグリッド加工
Test & Metrology
試験・計測

6億4,400万円 / 構成比 8.0%
当社は、製造した部品の性能を自社設備により検証し、試験成績として証明するための試験・計測業務を行っております。
当社は、水圧試験、振動・衝撃試験および水中音響計測に対応する設備を保有しており、自社製品の検証設備として整備したこれらの設備を、2023年から社外受託にも開放しております。深水槽はφ8.0m×深さ12.0mの規模を有し、供試体を吊り込んだままの状態で音響計測を行うことが可能です。なお、官側およびプライムの立会試験にも対応いたします。
- 水圧試験 〜120MPa
- 振動・衝撃試験
- 水中音響計測
- 三次元測定・形状評価
By the Numbers
能力を数字で
0.0008mm
Roundness
機能面の真円度・恒温20±0.5℃にて
120MPa
Test Pressure
社内水圧試験装置の能力
99.97%
Process Yield
工程内歩留・2025年度
2,400mm
Max Diameter
5軸複合加工 最大加工径 φ2,400mm
How We Contract
調達区分と生産体制
当社は、防衛装備庁との直接契約者として、また国内の装備品メーカーの一次サプライヤとして、6領域のそれぞれに機構部品および構造部材を供給しております。なお、取引先名および個別の納入品目につきましては公表しておりません。

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対応可否は、図面の概要だけで一次判断できます。
材質・寸法・公差・数量の4点をお知らせいただきましたら、当社の設備において成立するか否かを、通常3営業日以内にご回答いたします。なお、守秘義務が課されている段階でのご相談につきましても承っております。